〜 会期 2004年 9/18(土)〜11/21(日) 〜
春〜夏まで不調が叫ばれていた江戸川だが、結果としてみると型・数ともに平年を上回る好釣果となった。江戸川の90cmは、水郷でいえば優にメーター級に匹敵する価値を持つ。
大型台風の上陸もあって、篠崎河口堰水門は会期を通して全開という、近年かつてない秋の好コンディションが続いたことが大きな要因。エリア的には京成鉄橋から市川橋間に集中した。また、大会釣果ではないが、台風直後にメーター超えの釣果も記録されている。
*入賞は3位まで
1.松丸将一郎/90cm/10月23日(土)/市川・京成鉄橋下手/パン
他 80cm台6本
2.岡田 時夫/90cm/10月27日(水)/北小岩・小岩菖蒲園(京成鉄橋上手)/タニシ
3.白井 泰弘/87cm/10月25日(月)/北小岩・小岩菖蒲園(京成鉄橋下手)/食パン
4.小川正明/86cm/10月2日(土)/東小岩・市川橋下手/ダンゴ
5.近藤和也/83cm/11月14日(日)/市川・市川橋上手/パン
6.佐藤嘉弘/82cm/9月19日(日)/東小岩・市川橋下手/パン
7.大林孝一/80cm/10月10日(日)/市川・JR鉄橋下手/食パン
8.秋元幸雄/77cm/11月3日(水・祝)/北小岩・市川橋上手/ダンゴ
9.生形真一/75cm/10月1日(金)/北小岩・京成線下手/タニシ
今秋、川のコンディションとしては良好にもかかわらず、依然として青魚に関しては大変厳しい状況であった。
これは食いが悪い云々ではなく、魚の「個体数」がとにかく圧倒的に少ないことにつきる。昨年夏の利根川中流部への産卵遡上後、関宿から江戸川への「流入数」が少ない状態がいまだに続いているというのが正確だろう。
したがって、永続的なものではなく、一時的なものだが、今の江戸川下流域では、「幻」の状態といって間違いない。今年の台風が梅雨から初夏に訪れていれば状況は劇的に変わったと思われるが、やはり、いない魚は釣れない。
*入賞は3位まで
1.茂木 薫/143cm/10月16日(土)22:00/北小岩・柳/タニシ
2.岡田 時夫/130cm/10月27日(水)/北小岩・小岩菖蒲園(京成鉄橋下手)/タニシ
今秋の江戸川下流はタイドグラフ(東京・芝浦+約60分)どおりの干満を繰り返した。葦のあるポイントでは、満潮の時合いも読みやすく、水の動き良さゆえにソウギョの活性も高かった。
ただ、10月の大型台風2連発以降は、すっかりアシが枯れ、草針のシーズンは短かった。
*表彰は1位のみ
1.茂木 薫/115cm/9月20日(月・祝)22:30/北小岩・柳/草針
2.大林孝一/110cm/10月11日(月・祝)/市川・市川樋管ホソ下/パン
3.小川正明/108cm/9月19日(日)17:20/北小岩・柳上手/草針
4.生形真一/103cm/9月21日(火)19:30/三郷・サンケイグランド/草針