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2007年


世界最大の鯉、上がる!!

パーカーホ(SiameseGiantCarp) 
120-125kg。推定2m弱。
7月2日、タイ王国 バンコック ブンサラムン湖。

これは、2007年現在、まぎれもなく
ネット上で確認できる世界最大の鯉の個体写真。


写真提供:Jean-Francois Helias
Fishing Adventures Thailand    

私にとっても思い出深いブンサムラン湖から、ウルトラサイズのパーカーホ知らせが届いた。釣人はKIK(写真右)。フランソワのチームのナンバーワンガイドであり、湖にほど近い釣具店「プロショップKIK」のオーナー。このあたりでは名高いロッドビルダーでもある。私が訪れた二度の釣行とも、彼にフィッシングアシストをしてもらった。

フランソワのチームのガイド業も、プライベートでの釣りをほとんどヒマもない彼だが、珍しくこの日はオフ。自らメイキングしたロッドのテストに行った際の出来事。 

惜しむらくは、正確な検量をしていないこと。フランソワは当日湖におらず、IGFAの秤の準備もなかった。激しいスコールと、ものすごい重量に、とても陸上げすることができず、検量を断念。フランソワの妻のLek とKIKの妻が撮影後、ただちに湖に放された。

フランソワは120〜125kgと推測している。
23年前にこの湖に放流された 「the 5 super biggies 
(五匹の超大型・90キロオーバー)の中の一匹らしい。

タイでは体長は測定しないが、2m近いと思われる。正確な検量が行われていれば、
IGFA最大記録更新は間違いない
まさに、ブンサムランの主(ヌシ)である。

◆それにしても、これだけの記録サイズを、ロープでキープすることすらせずにリリース。
なによりも魚体保護を優先したのは、ガイドKIKのプロフェッショナリズムだと思いたい。
この怪物はブンサムランに今も泳ぎ、チャレンジャーに夢を与えてくれるのだから。


*パーカーホについてはこちら。


社長、ロクマル達成!




釣り人 大塚氏(利根川青師軍団会長)
H19 5/11(金) PM3:00 利根川にて
全長 160cm♀
胴回り 107cm




検量:鈴木勉氏(利根川青師軍団)、
大崎幸雄(lリカルド)氏、矢ケ崎洋樹氏、生形真一氏


週6日単位、
悠々自適の滞在型釣行スタイルで、
年間300日以上×24時間を淡々とこなす
社長こと大塚さん。

まぎれもない猛者でありながら、
長年の経営者としての人心掌握と、
良識あふれるバランス感覚は、
アオウオシーンのまとめ役として、
なくてはならない存在。

仕事ではない、遊びとしての釣りにおいて、
人との付き合いとはなんなのか、
この人と過ごすと、勉強になる。
腹に据えかねることも、グッと咀嚼するタイプ。
その温厚な人柄と包容力は
亡き父といるような気分になり、心やすらぐ。
私的にはもっとも一緒に竿を出したい一人だ。

この前日にも、このポイントで竿を出し、
都内での出勤のため早朝帰りの管理人に
炊きたてご飯のおにぎりをもたせてくれた。
私もやがては、こんなオトナになりたいと思う。

初夏の午後、陽光のティータイムを襲った
強烈なアタリは、重々しく底を這うばかり。
1時間半の大激闘の末、
悲願のロクマル(160オーバー)達成。
夜のビールも格別だったろう。

いい人にいい青魚。
本当に喜んでいる人は多いと思う。


おめでとう、社長!


江戸川・アオウオ・笹本ひさし、当選

小岩FFCの笹本ひさしさん、
二期目の江戸川区議会議員選挙にて
6124票を獲得し当選しました。




小岩FFC 笹本ひさし

江戸川のアオウオ釣師であり江戸川区議会議員。
アオウオに出会い、1993年に北小岩に転居。

江戸川の自然のシンボル、
アオウオ今回も選挙ポスターに
この春、二期目の当選。

江戸川区議会議員選挙結果

15年前、釣雑誌でアオウオを知って
江戸川に通いはじめ、
北小岩の岸辺で出会った釣人が、
小岩FFCの
笹本ひさしさんである。

クルマの入れない江戸川で、アオウオを狙って
毎週竿出しするには近所に引っ越すしかない。
そんな非常識なまでの魚への情熱で
小岩の街に転居した笹本さん。
あとを追うように、私も小岩に引越しした。
私にとっては無二の親友であり、
釣友であり、会友だ。

東京の巨大魚というロマンを育む江戸川の環境保護と
水質に強い関心を抱くようになった。
さらに小岩の街の人情にほれ込んで、
第二の故郷としてこの地を位置づけた。

きれいな江戸川いつまでもをメインテーマに、
政策と信念を訴え続け、
平成15年江戸川区議会議員に当選。

以来、江戸川区政に全情熱を投入。
さらに議員職のかたわら、大学院で
新しい地方自治を学んだその向上心。

アオウオ。これほど男を魅了する魚は私は知らない。
笹本ひさし。これほど江戸川を愛する男を私は知らない



        小岩FFC会長 茂木 薫


北小岩から春一番

3/18(日)、高田会員131cm、
若林幸雄さん(野ゴイ塾会長)ご来訪。


冬眠から目覚めたフィールドでの初日、
江戸川北小岩、通称「柳」。
緑地公園の川岸に流れ着いた種子が
根を貼ったちっぽけな雑木に過ぎないが、
アオウオという新たな淡水大魚のジャンルと、
わがクラブの発祥のメモリアルツリーは、
大魚を媒介にした様々な出会いを見守ってきた

私も15年前、ここに流れ着き、
この木のもとで素晴らしい魚と仲間と出会った。
柳は私の精神的支柱でもあり、
ここは個人的にも地球上、やはり最も大切な場所。

その枝も、一帯もまだ冬の趣だが、
この日の長野からの賓客、若林さんを歓迎するように、
上手の柳から大会一号の
江戸川アオウオが姿を現してくれた。

釣人、高田誠さんは、
小学生が夏休みにアオウオを狙うというテレビの
特番企画に出演する息子さんの付き添いで
パパとしてかつてここにいらっしゃったが、
いまでは、本人が完全にハマッてしまった。
昨秋に続いてアオウオとの出会いをモノにした。

若林さんともご縁があってお会いすることとなり、
この柳の前で氏との大事な約束も、取り交わした。
出会いは、出会うべきして出会うもの、
決して偶然だけじゃない。

「集まり散じて人は変われど
仰ぐは同じき理想の光」
柳を眺めながら、ふと某校歌の
一節を思い出した春の一日だった。


バンコクにてパーカーホ

48 kilos giant carp caught
by Japanese angler!


A Japanese by the name of SHIGEHITO YASUDA caught that 48 kilos giant carp yesterday 28th January.  
He also caught a 52 kilos Mekong catfish
on the same day. Very lucky guy!



2007年1月28日(日)
タイ王国・バンコック ブンサムラン湖にて
和歌山県・安田さん(30歳)

バーカーホ48kg

メコン大ナマズ52kg

一緒に送っていただいた写真からも大物フリークぶりが。

ロウニンアジ16kg
(宮古島にて)

バショウカジキ60kg
(宮古島にて)


1月末、「今日、日本人が大型のパーカーホ」を釣ったと、
タイのJ.フランソワからの知らせが届いた。
早速、帰国直後の安田さん本人からのメールを紹介。
想像通り、各地の大魚に魅せられた「漢」である。

今回のタイ釣行は、青魚倶楽部で
ガイドのフランソワを知り、そこから連絡して実現しました。
以前は海に川に池にと、小物からルアーまで
なんでも有りの釣りをしていましたが、
数年前より主に大物釣りにハマッてしまっています。
(昨年は沖縄のロウニンアジや、ビワコオオナマズ、
愛知のライギョなど、満足した1年でした)

今回ブンサムランへは、27,28日と行きました。
実は、今回の釣行の一番の目的は「ピラルク」だったのですが、
1日目にまったく当たりがなかったことから、
2日目はナマズ&コイに変更したという経緯です。
ですので、パーカーホの当たりがあり、
ラインが引き出された時も、
それほど興奮していませんでした。
でもそれが逆に、体の力が抜け、30分ほどの格闘を
冷静にやり取りできた勝因かもしれません。


ピラルクも3度ほど見たのですが、数が少なく、
かなり危険な賭けになりそうだったので、
今回はあきらめました。
ピラルクはまた時間をみて、
本場アマゾンあたりにでも行けたらと計画中です。

この夏は沖縄にカンナギを狙いに、、と思っています。
でも、江戸川の青魚はかなり魅力的ですね。
一度はチャレンジしてみたいと思っています。


とにかくその行動力が素晴らしい。
夢は自分で近づかねば。
釣りならば、現場に行くことから。
ネットや会議室に魚はいない。


タイの超巨鯉パーカーホ



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