今週のIXYSHOTバックナンバー

2011年


大晦日の鯉


 鯉98cm
釣り人:生形真一氏(千葉県柏市)
 
2011年12月31日 新中川・高砂・諏訪橋  ゴカイ餌にて



現認・撮影:近藤和也氏(小岩FFC)


2011年暮れの大晦日の午後、新中川より、
釣友、生形君からの知らせ。


「この日は98cmを頭に92cm、80台、70台と
計5本の鯉が来てくれました。
下げ潮ガンガンの中、磯竿3号でやり取りしたので
かなり面白かったです。
冬季限定のゴカイで柏から足掛け9年通い、
ようやく90台後半が獲れました。」

おめでとう!

江戸川、初夏、水動く。

5月14〜15日、篠崎水門開放、中潮の潮回り。



大会最終日の夜明け、
潮の下げ始め。
奇跡のダブルヒット。
アオウオ140cmと121cm。
(釣り人:松村徹氏)

大会最終日前日、
上げ潮の北小岩。
アオウオ狙いの針に来た
大きなオマケ。鯉98cm。
(釣り人:茂木薫)





汽水域、江戸川下流部。
この川の水の流れ・水位は、年間を通じて、河口堰により
人為的に調整コントロールされている。
ここでの釣りは、河口となる東京ディズニーランドから
数キロ上流にある河口堰(篠崎水門)にかかっている。

篠崎水門が閉じていると水が動かない。
汽水域で水が動かないと、酸欠となる。
淡水大魚はもちろんのこと、
ハゼも手長エビも活性が下がる。
それは どんな釣技、努力をもってしても克服できない。

実際に水門が開放され、東京湾の干満のリズムに連動して動くのは、
春・秋の好機といえど、10日もないのではないか。

つまり、江戸川下流部とは、通年が酸欠状態、
慢性的に魚の活性の低い釣り場である。
そこが利根川、荒川や中川、新中川などと異なる点だ。
ここでの釣りは、水の動く、
そのタイミングに、針のついたエサを
的確にポイントに入れているかどうかにつきる。
しかし、それが簡単なことではない。


この春も、余震の残る厳しい状況に輪をかけて水が動かなかった。
篠崎水門が閉ざされたままだと、
水温も思うように上がらない。GWもほぼ調整がつづく。

大会最終週の週末、前週の豪雨で、
篠崎水門がようやく全開。
やはり、江戸川は輝いた。初夏の陽光のごとく。


 2011年春大会結果はこちら

2冬連続のメーター超



1月20日(木)新中川・辰巳新橋
 松村徹さん 鯉105cm







2010年新春、釣友の松村さんからのうれしい知らせ。
(以下そのまま掲載)



今年もツキは逃げてなかった。

2009年12月27日101センチに続いて
2011年の一発目がナント105センチの鯉、新中は辰巳新橋にてゲット。
     
 早朝午前6時に第1投、待つこと1時間40分、
ワグナー・タンホイザー序曲をフルで聴いていてリールの音に全く気づかず、
大潮の流れに完全乗られてからのやり取りでだいぶん苦労した。

何とか浮かせてみたらメーター間違いなしの超大物。
去年の7月の140センチのアオ以来の引きを十分に堪能させてもらった。


IXYバックナンバーへ  青魚倶楽部トップヘ戻る

青魚倶楽部 Copyright (C) 2001-2007  kaoru Moteki All Rights Reserved