2003年
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青魚倶楽部認定の
2003年のベストアオウオは
井原清隆氏の162cmと決定。
江戸川区小岩在住、私の釣友であり親友。
彼は、今年は利根川にターゲットを絞り、
毎週通い詰めた。情熱と根性、そして運。
コイ釣り専門誌、大ゴイ倶楽部2003年秋号
巻頭グラビアを飾ったこの魚、
今年の利根川・江戸川での最大級。
「220cm、157kg。」 注:写真はイメージです。 (C) 2003 FEG Inc, So-net Sports.com Corporation |
釣具大手メーカー提供の有力釣り番組で
鯉よりも大きく、ロマンあふれる
魅力的な魚の存在を初紹介。
実釣の結果はともかく、
淡水大魚釣りにとってその意義は大きい。
無きに等しい超マイナーの世界から
釣りのジャンルとして一歩踏み出したということ。
アオウオ?
そんな魚名は、釣具屋の店員でも
普通は知らない。
ソウギョは聞いたことがあるだろうが、
見たことはないはず・・。
相手は自然。
思うようにはならないのは、人生もまた同じ。
ハードルは高いからこそ燃える。
そして続けられる。
これまでも、きっとこれからも。
放映された番組内容はこちら
日曜朝の下げ潮で120cm |
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高田さんの50kg。 | この超弩級ボディ! |
フランソワの35Kg |
KiSS! |
アマゾンではない、日本の川だ。
前回の162cm(井原氏)に続く、私の釣り仲間の写真は、
5月下旬、小岩FFC浅岡会員が上げた158cm。
自己記録更新のアオウオを手に、
喜び満面のポーズはマニアの彼らしい。
そして、この笑顔の輝きは
長く厳しいトンネルを抜けた安堵感があるからこそ。
今回は全長158cm、胴回り115cmのナイスバディ、
体重は推定65〜70kg。
理屈ではない、問答無用の圧倒的存在。
厳しい世相の折り、こんな大魚がいるという事実自体に
奮い立ち、憧れ、勇気づけられる人は少なくないと思う。
夢と希望。日本も捨てたものじゃない。
嗚呼、狂おしくも、素晴らしき釣り。
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笹本ひさしホームページ |
アオウオに魅せられて江戸川区に転居したのは私ばかりではない。
私の親友であり釣友、笹本氏(小岩FFC)がこの街に移り住んだのも10余年前。
地元でも知る人の少ない
東京の巨大魚という夢のストーリーは
江戸川の自然があってこそ。
笹本氏はアオウオ生活を通じて、
失われつつある自然環境の将来に大きな危機感を持ち、
江戸川の環境保全を主軸に世論に訴え、
今回、江戸川区議会議員に初当選。
サラリーマンから転進、陰には
不退転の決意とただならぬ努力があった。
政策アピールのため、寒風酷暑の一年間、
ひとり駅に立つ姿は、
幻の巨魚のアタリを待つ釣り師の姿とダブる。
アオウオを抱いた選挙ポスターは伊達じゃない。
素晴らしい魚と仲間、そして地域との出会い。
釣魚は数あれど、人生を変える魚は多くない。
江戸川の水と緑よ、永遠なれ。
今期第一号は桜とともに。 3月29日(土)、AM7:00、145cm。 ホームグランド、北小岩「柳」にて。
エサはカラス貝。 |
例年、右肩上がりの水温となる3月下旬。
過去10年のデータからも、
最大級のチャンスとみなす週末。
今年もなんとか一仕事できた。
3月27日には、東京地方の桜開花宣言。
江戸川の水温は、1週間前より4℃上昇、
14℃台のベスト水温域に突入。
昨秋9月以降、一発のアタリもなく、
柳の葉も冬枯れに散った。
アオウオ生活10年、最長のトンネルだった。
それでも春は必ずやってくる。
一匹の喜びは、沈黙の長さに比例する。
至上の季節、至高の魚、至福の時
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3月のシーズンインを目前に
中国四大魚に関するサイトが2つ誕生。
いずれもこの青魚倶楽部がきっかけのひとつとなり、
淡水大魚釣りの世界に魅了され
青魚を飼育するようになった中学生。
北海道と東京から。
淡水大魚の将来のためには
このような若い世代の憧れが必要だ。
私もこの年の頃、夢見ていたことを
大人になってやっているだけだが、
ひとつのステップになれば幸いだ。
お二人の発展と門出を祝いたい。
村上さん、パーカーホ27kg釣る! |
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昨年、メコン大ナマズの世界記録魚を釣った
フライフィッシャーマンの村上則洋さんが年明け早々、
バンコクのブンサムラン湖に再チャレンジ。
ついにパーカーホこと、
Siamese Giant Carpの27Kgを釣り上げた。
足元の杭に巻かれながらも無事キャッチ。
私はこういう写真が撮れなかったが、
これからタイの巨ゴイを目指す釣り人にとって
この一枚の写真に大きく勇気付けられるだろう。
前年に続く快挙に拍手を送りたい。
パーカーホについてはこちらを参照
*下は都内で行われたホームページコンテストの授賞式。
こういう経験は生涯で何度もないだろう。
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